「大阪の広報盛り上がってるで!」イベントを通じて育った広報コミュニティ @osak_in

この記事は広報マーケティング Advent Calendar 2016に参加して書いています。昨日は「広報業務を効率化する、便利アプリ&ツール – 広報ハック」でした。ほかにも、「メディアと仕事をするなら、メディアのカレンダーを作ろう」「記者と広報の不幸なすれ違いあるある」「スタートアップのPRバナシ」など(全記事に言及できなくてスイマセン)、広報担当者の記事がたくさん登録されていますので、ぜひ最初から全記事読んでみてくださいね。明日は、マーケと採用の2足のわらじについて書きます!(yuka.aoki.7505さん)だそうです。


広報(メディアPR)に興味をもったきっかけ

株式会社 Kaeru(オオサカンスペース運営)
代表 大崎弘子です。

20年前(1997年)からSEOが大好きだったわたしは、「検索回数の上限」という壁にぶち当たりました。いくら上位表示されるコンテンツを作っても、そのサービスを知っている人数が検索回数の上限です。検索回数を増やすには、サービスを知っている人を増やす必要があります。そこで、テレビや新聞といったマスメディアを通じて情報を届ける「メディアPR」に興味を持ちました。

ChatWork社で代表の山本敏行さんの秘書をしながらメディアPRを中心にした広報も兼任することになりましたが全く初心者でつながりもない大阪の吹田という街で、なにをやったらいいのかわからず、野呂エイシロウさんにコンサルティングを受けつつ、週に1本リリースを書き続けるという
体育会計の広報に取り組みました。

プレスリリースのコツを少しずつつかんできて、いろんなメディアに掲載いただくことができました。

いやいや、大阪元気やし!

2011年、オオサカンスペース(コワーキングスペース)を運営することに。経験をもとに、オオサカンスペースを利用するメンバーの広報活動をサポートしました。新サービスをリリースする際には、サービスのニュースとなる部分を一緒に考え、プレスリリースを書く習慣が芽生えました。

お金がなくてもプレスリリースが送れるように、送信先(メディアリスト)は、メンバー向けに共有ししました。

どんな切り口がニュースになるのか、どう書いたら伝わるのかといった点では、同じくオオサカンスペースを利用していた新聞記者やブロガー、ウェブメディア運営者が好意でアドバイスしてくれました。

少しずつメンバーのサービスが紹介されるようになると前回取材してもらった記者さんをほかのメンバーに紹介したりと協力する姿が目に見えて目立つようになり「広報で協力しあう」文化が育ちました。

大阪の新聞やテレビで紹介されることは増えてきましたが、東京に行くと「大阪元気ないよね」と言われます。

いやいや、大阪元気やし!
面白い人もサービスもいっぱいあるし!
みんな知らんだけやし!

ということで、大阪から外に向けて情報発信をしようと大阪近郊で作られているIT系のサービス・商品をメディアにアピールするイベント「Shoot from Osaka(n) 」を2012年4月に初開催しました。
Shoot from Osaka(n) vol.4 ~ 大阪近郊で作られているIT系のサービス・商品をアピールするイベント ~ #ShootOsaka

当時の大阪では「ピッチ」という言葉がほとんど通じない環境で、「メディア向けピッチイベント」はさらに珍しいものでした。

13社の発表があり、東京からもThe BridgeTech Wave、東京IT新聞といったスタートアップ系のメディア関係者にも東京からお越しいただきました。

2013-3-25
大阪のスタートアップやこれからのものづくりの可能性を示すプレゼンまで−「Shoot from Osaka(n) vol.4」 #shootosaka イベントレポート – THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
2012-11-30
たった5分でISBN番号付きの書籍を販売開始できる新サービス「MyISBN」 【増田 @maskin】 #ShootOsaka | TechWave テックウェーブ

2014年ごろからピッチイベントが大阪で多く開催されるようになり、オオサカンで開催する意義が薄まり、運営が大変といった事情もあり2014年7月、第8回目の開催で幕を下ろしました。

Shoot from Osaka(n)をきっかけにほんの少しだけTech Waveにて大阪近郊の記事を書くようになりました。 http://techwave.jp/archives/author/osaki

(もっと書きたいことが多いのに、ついつい日常に忙殺されて、書けないネタがいっぱいです。)

老舗企業もスタートアップ企業もごちゃ混ぜ「春の広報祭り」

広報ウーマンネットと女性の広報担当者だけが集う任意団体があります。

はじめて参加した会で代表の伊藤緑さんから大阪でも定期的に開催したいといわれ安易に「なにわ部の部長」を引き受けました。女性の広報担当者に声をかけて交流会するだけのお仕事をしていました。

そんなある日、広報ウーマンのひとりから、Shoot from Osaka(n)をもっと進化させたイベントをやりたいとの意見がでて、これまた安易につい「やろうか」と言ってしまいました。パソナテック社とユニクエスト・オンライン社と共催で開催することに。

「関西企業25社による合同記者発表」という内容で、「とよす」が運営する「かきたねキッチン」新製品、ECCの「ECC学童スクール」、大阪から英語圏へ世界進出する「観劇三昧」、現役プロゴルファー80人によるオンラインレッスン「スポとも」など、老舗企業もスタートアップ企業もごちゃ混ぜで開催。めちゃくちゃなノリです。

メディアが29社のメディアと100人ほどの来場者があり、考えられないほどの成果をだし(自分で言う)大成功をおさめました。

成功の裏側では(自分で言う)、各社と会って内容を聞き取り、内容をまとめてプレスリリースを書き、メディア関係者にお声がけと参加費無料で開催した自分をのろいたくなるときも。

とにかく忙殺され、「死ぬ」「2度と無理」と思ったので、「次は開催しない」宣言を。「春の広報祭り」は、1回限りで幕を下ろしました。

今でも「もう一回やろう」と言われるのですが、元気がでてきません。誰か事業化できる人がいらしたら、ぜひお願いします。

 

参加者の満足度が高く、主催者の負担が軽く、継続しやすいイベントにしたい

ちょっと落ち着きながら、ほかの事業にいそしんでいると、

「今度、○○さんをうちの広報にしたんでよろしく!」

と紹介される波がまたやってきました。(定期的に来るんです、この波)

「よろしく」は、「いろいろ教えてやってください」という意味だと思うのですが、立ち話でサクッと伝えられるほど広報って簡単じゃない…

「プレスリリースを書いて一斉配信しても反応がない」「自社メディアリストの管理方法がわからない」

せやなぁ…
大阪の広報ががんばらないと大阪のサービスや商品が広く世の中に認知されない…

でも、全員に教えるのは無理や…

どうしたらええんやろか…
なんかやらなあかん…
Shoot from Osaka(n)も春の広報祭りも無理やで…

参加者の満足度が高く、主催者の負担が軽く、継続しやすいイベント、
ないもんやろか…。

「広報勉強会&メディア交流会」を企画して開催してみることにしました。(ほんまに、よく、懲りないもんだ…)

イベントの前半は、基礎的な広報の考え方や先輩広報の実務などを勉強会形式で共有することに。

勉強会のこだわりとして、「話す内容やゲストに新しさは求めない」ことにしました。

ゲストスピーカーの確保が主催者の負担になるという面もありますが、そのためだけではありません。

「広報のやり方を知りたい」とおもってイベントに参加しますが、広報のやり方を知っても、できるようになりません。実際に手を動かしてやってみることが重要です。

広報のやり方を知って、やってみて、また同じ話を聞いて、前回わからなかったことに気づいて、やってみて、それを繰り返すから実力がついて行くと思うんです。だから、同じ話こそ価値があると考えたからです。

後半の交流会は、広報担当者同士の情報交換の場に。横のつながりを作って、先輩にわからないことを相談したりします。

「広報担当者が多く集まっているので、もしよければ情報収集に来ませんか?」とメディア関係者の方もお誘いしています。

取材していただいた記者さんを他社の広報担当者に紹介したり、持ってきたプレスリリースを見せながらメディアからの意見を聞いたりします。

勉強会で広報の知識が手に入り、交流会で他社の広報担当者やメディア関係者とのつながりができる、過去にやってきたイベントのいいとこ取りした最高の流れだと感じています。

勉強会の流れは、こんな感じ

広報勉強会

知識を習得しながら、その場で横のつながりができます。

メディア交流会

 

日常に戻り、学んだ内容を元に
自社サービスにあわせてやってみます。

うまく行かないところ、
わからないところ、
がでてきます。

そしてまた勉強会に参加して、
聞き漏らしたことを確認します。

何回も同じ話を聞くから、
どんどん腑に落ちてきます。

広報勉強会

2回目の懇親会は、前より深い話しができます。
うまくいかなかったことを相談できるチャンスです。

広報交流会

 

そしてまた…やってみて
そしてまた…勉強会に来て
そしてまた…交流して

基礎を繰り返し聞いて、
実践することは
とっても重要でスキルが身につきます。

でも、基礎を繰り返し聞くために
お金を払って社外のイベントに参加するのは、
ちょっと勇気がいります。

社内稟議が降りないかも知れない。

でも、何回も来て欲しい、
基礎を繰り返し聞くことに価値がある。
ということで、
勉強会の参加費を「無料」にしました。

お話しする内容も全く同じではなく、
よりわかりやすく、伝わりやすく、
時流にあわせて、改善を重ねています。

勉強会終了後の交流会は、
同じ会場で開催します。

移動に時間がかかりませんので、
あまり時間がない人でも
少しだけ参加できる選択肢があります。

より多くの人に参加してもらいので、
2,000円程度に参加費を抑え、
準備や片付けを参加者の方にも
手伝っていただいています。

また、コミュニティの流動性を高めるために、
全く新しい人が参加することも重要な要素です。

より多くの人にイベントを知っていただくために、
懇親会費の一部をFacebook広告などにあてています。

無料にすることで参加するハードルが下がり、
コミュニティができることであの人に会いたい!
と思い、行くのが習慣になり、
仕事にもつながる、深い関係ができる。

お互いに協力・貢献し合える場になれば
と思って運営しています。

このような趣旨で開催してきた「広報勉強会&メディア交流会」は2015年10月に初開催してから、
1年が過ぎました。次で第7回目を迎えます。

参加者の満足度が高く、主催者の負担が軽く、継続しやすいイベント、になったと思っていますので、今後も継続的に開催していきます。

 

プレスリリースは読まれないとか、つながりがないと取り上げられないとか

プレスリリースは読まれないとか、つながりがないと取り上げられないとか不安な情報が世の中にはあふれています。

その情報の真偽はわかりませんが、広報の知識ゼロ、つながりゼロからなんとかなりましたよ。

関西で、濃い広報コミュニティが育っています。
関西で広報に興味がある方はお気軽にお越しいただき、一緒に盛り上げてください。

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株式会社Kaeru 代表取締役 大崎弘子を中心にスタッフ5人で運営しています。 代表兼管理人 大崎弘子 スタッフ紹介

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テーブルとソファがある、とっても明るい20畳のシェアリビングルームです。自宅のようにくつろぎながら、ひとりで閉じこもったり、チームで集中して作業したりできます。

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